研修卒業生紹介

スタッフ
〇星 裕之さん(2017年就農)
〇経営面積:50アール(2021年3月現在)
〇経営作物:アスパラガス、ニンニク、エゴマ(2021年3月現在)
[コメント]
 農業をはじめようと思ったきっかけは東日本大震災でした。ただ、30代はじめまでは東京でサラリーマンをしており、農業に携わったことはまったくなかったので、まず農業経営大学校で2年間勉強をしました。その後、祖父が長野県上田市で農業をしていたこともあり、信州うえだファームの研修生となって、上田市塩田地区で就農しました。
 ファームを選んだのは、農地継承のシステムがあったからです。僕はタイミングよく、すぐにアスパラガスが収穫できる状態のハウスを継承することができましたので、経営面で大変たすかりました。ただ、継承したハウス以外にも、就農してからハウスの新設などの設備投資をおこなったので、経営が軌道にのるまで経済的には大変でした(笑)
 農薬を使用せずに栽培をしているので、管理は慣行栽培に比べて大変ですが、サラリーマンをしていたときより性に合っていて楽しいです。就農4年目になりますが、毎年、初収穫のときはとっても嬉しいですね。
 今後は、自分の農業収入を増やすことはもちろんですが、地域の生産者が増えて、塩田地区のアスパラガスがブランドになっていけばいいなと思っています。僕もその一翼を担えるよう頑張ります!
(話:2021年3月)